登山届の書き方

目  的

個人山行/例会山行/各合宿/新人訓練/個人錬成など

登山方法

日帰り往復/日帰り縦走/小屋泊周回/小屋泊スキー縦走テント定着/テント集中/テント放射/テント登攀など

目的の山域山名

北アルプス山域  槍ヶ岳〜北穂高岳/南八ヶ岳 山域  硫黄岳〜赤岳
浅間連峰 山域  烏帽子岳〜湯ノ丸山
独立峰などの場合 上水内郡中条村 山域  虫倉山などと記入

現地連絡先

涸沢ヒュッテ TEL0263-95-2244×穂高山荘 TEL0577-34-4252 村営雨飾荘 TEL0261-85-1607/越水ロッヂ TEL0262-54-2134
◎入山地の山荘、登山の基地となる山小屋や通過する小屋名と電話番号を記入
(宿泊の有無に関係なく開業している事の確認とルート状況等を聞く事)

任  務

CL=山行チーフリーダー/SL=サブリーダー/装備、食糧、会計、記録、医療、気象など。
参加者の氏名、生年月日、年齢、性別、ABO式の血液型、住所、電話番号、緊急連絡先の氏名と電話、アマチュア無線のコールサイン等を記入

行動予定

期間 7/30〜8/2   予備日 1 日
長野 AM 4:00 発 ! AM 6:00 着 前泊 猿倉
長野 PM 7:00 発 ! PM 10:00 着 前泊 広河原駐車場
7/31 広河原(6:00)二股(9:00)肩ノ小屋(13:00)北岳(13:30)北岳山荘(15:00)
8/1 北岳山荘(6:00)間ノ岳(7:50)農鳥小屋(9:00)農鳥岳(10:40)〜
大門沢下降点(11:30)大門沢小屋(14:20)第一発電所(17:00) ツェルト泊練習
8/2 バス(8:00)=広河原(8:30) 長野着 13:30
(できるだけ詳しく書くこと)

日の出、日の入り

日の入り時間は緯度経度の海面高度で換算している。よって高度1000mに付き約4分程、日の出は早く日の入りは遅くなるが、地形によって多少異なる。また夜明けは日の出より約50分程早く、日暮れは日の入りより約50分程度遅くなる。
(行動時間を把握するために必ず調べる事)

概 念 図

(地形を把握するために手書きの事)

荒天非常時対策
エスケープルート

大天井岳まで往路下山、
前常念岳→三股、
蝶ヶ岳→横尾
(必ず記入すること)

アマチュア無線

トランシバー(1台)
RP=レピーター 登山地域に近い局の周波数。
当番基地局 合宿など長期になる場合記入。
交信時間 予定時間より10分間は受信の事。
(出来るだけ2台1組以上が望ましい)

食料、非常食、予備食

すべて1食以上は携帯の事。

個人装備

記入例の場合は不必要物を消す。大字の物は必携。

共同装備

登山届の提出先と心得

●山岳会の場合は1週間前までにチーフリーダーに提出し許可及びアドバイスを受ること。
(会によって異なる)

●登山届けは7日前までに登山地の最寄りの県警本部地域課へ郵送する。ただし「群馬県谷川岳遭難防止条例」による危険地区に入山する場合は10日前までに2通、「富山県登山届出条例」の危険区域に入山する場合においては20日前までに1通を郵送し許可を受ける。また前記、群馬県条例においては山岳協会に加盟する団体の会長の検認を得たものを持参する者、及びその他の山岳においては登山口に据え付けの登山届ポストに投入しても良いとされている。

●登山届はメンバー数の他、CL、自宅、勤務先、登山口登山ポスト用の4通を加えてコピーをし、メンバー全員に渡し、荷分け、日程、装備、ルート状況、危険地帯や注意点等を事前に研究、検討すること。

●メンバーはコピーを家族と勤務先に渡し、行き先、メンバー、帰着予定日等を説明して理解を得る。

●登山口登山届ポストに登山届を投函。

●下山時は下山届を下山時間やルートの異常箇所を簡単に書いて投入すると良い。
 (自分の登山届けに下山した旨を書いて再投入しても良い)
●下山したからと言って自分の登山届けを持ち帰ってはいけない。
(ルート上で遭難者が出た場合、関係者より問い合わせがくる)

●自宅、CL、勤務先に下山の連絡を入れる。

●チーフリーダーに報告書(メンバー、使用した装備、行程時間、会計金額等)を提出する。