自民・全国幹事長連絡協 石田県議、会長辞任へ

信濃毎日新聞 掲載

平成25年01月16日(水)

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 自民党県連幹事長の石田治一郎県議(75)が、同党の都道府県連幹事長でつくる全国幹事長連絡協議会長を辞任する意向を固めたことが15日分かった。全国幹事長会議に合わせて党本部で開く22日の会合で表明する。石田氏は「政権交代を成し遂げ、ちょうど良い区切りだ」としている。

 石田氏は昨年8月ごろ体調を崩し、県会9、11月定例会を欠席するなど、年明けまで療養していた。この日公務に復帰したが、体調面も進退の判断に影響したとみられる。

 党県連によると、石田氏は麻生太郎首相当時の2009年1月に会長に就任。直後の党大会で、全国幹事長会議が党則改正により党の正式機関に位置付けられた。谷垣禎一・前総裁が党再生の目玉として新設した「政権構想会議」には地方組織代表として参加、党本部と地方の橋渡し役を務めた。

 石田氏は15日、県庁議会棟で開いた党県議団会議に出席。政権交代を踏まえ「(同党県議)一人一人が覚悟を新たに頑張らなければならない」とあいさつした。


 石田治一郎氏 平成23年3月より、長野県山岳連盟最高顧問就任