苗場山など3山合同の山開き

栄村の神社記念登山は17人参加

信濃毎日新聞 掲載

平成23年06月02日(木)


 長野・新潟県境の苗場山(2145b)と佐武流山(2191b)、栄村の烏甲山(2037b)の合同山開きが1日、3山の登山口がある同村秋山地区の苗場神社であった。村は3月の県北部地震で被災したが、3山の登山道に被害はないという。秋山郷観光協会の関係者ら約100人が集まり「大勢に登山を楽しんでほしい」と期待していた。

 合同山開きは、神職がササの葉ですくった熱湯を参列者に振り掛けるのが特徴。ことしも大勢が頭を下げて熱湯を浴びた。山開きに続いて行われた苗場山への記念登山には17人が参加した。村秋山支所によると、ことしは残雪が多め。

写真:神職が参列者に熱湯を振り掛けた合同山開き