チョモランマ登頂ならず

安曇野の勝野さん8700bで断念

信濃毎日新聞 掲載

平成23年05月31日(火)


 世界最高峰チョモランマ(8848b、英名エベレスト)登頂を目指していた県勤労者山岳連盟副会長の勝野秀次郎さん(62)=安曇野市穂高有明=が、8700b付近まで達したものの、荒天で登頂を断念したことが30日、分かった。勝野さんが参加する大阪市の山岳会の遠征隊関係者が明らかにした。

 関係者によると、勝野さんらは21日にキャンプ2(7700b)に到達。登頂を目指したが、強風のため、いったんABC(前進キャンプ、6300b)に退いた。24日、再度、登頂を目指してABCを出発。27日、8700b付近まで到達したが、吹雪のため断念。28日中にABCに戻ったという。