ヒマラヤ日本人3人遭難 捜索隊あす現場へ

信濃毎日新聞 掲載

平成22年10月8日(金)


【カトマンズ共同】ネバール・ヒマラヤの高峰ダウラギリ(8167b)で日本人登山家3人が雪崩に巻き込まれた遭難事故で、カトマンズで対策を協議している日本プロガイド協会(愛知県刈谷市)の角谷道弘会長(47)は7日、捜索隊を9日に遭難現場付近に派遣すると明らかにした。

 角谷会長によると、捜索隊は、日本プロガイド協会所属で助かった兵庫県芦屋市の島田和昭さん(37)ら日本人3人とネパール人シェルパの計8人。6日間の日程で、標高約5千b地点の約200b四方のエリアを重点的に捜索するという。

 行方不明になっている富山県朝日町の山本季生さん(36)と、北安曇郡白馬村の本田大輔さん(32)の親族は5日からカトマンズ入りしており、捜索終了まで滞在する予定という。