常念・蝶ケ岳への林道不通

安曇野

信濃毎日新聞 掲載

平成18年7月22日(土)


 豪雨の影響で、北アルプスの常念岳と蝶ケ岳の登山道に通じる安曇野市内の二本の林道が、それぞれ数カ所で崩れて全線通行止めになっている。管理する市は二十一日、「年内の復旧は難しい」として、徒歩で通行できるような応急工事が可能かどうか検討を始めた。本格化する夏山登山に大きく影響しそうだ。

 通行止めになっているのは、常念岳の一ノ沢登山口までの林道一ノ沢線約五キロと、常念岳と蝶ケ岳に通じる「三股」までの林道烏川線と市道計約六`。一ノ沢線は幅五bほどの林道が長さ約二十bにわたって崩れ、鳥川線は長さ約五百bにわたり脇を流れる烏川に道路が削られているという。