次代に伝えよう

美しき花たちのいのち

NPO日本高山植物保護協会伊那谷支部設立5周年記念

高山植物写真展

会 期 平成17年6月25日(土)〜7月10日(日)

会 場 駒ヶ根総合文化センター内駒ヶ根市立博物館ロビー

出品者 伊那谷支部会員 尾崎清人 川上陽一 北原勉

      中森延行 片桐勝彦(事務局電話83−6736)

    


高山植物保護啓発キャンペ−ン

みんなで高地植物を守りましょう

NPO日本高山植物保護協会伊那谷支部

 中央アルプスでは、初夏から秋にかけて沢山の種類の可憐な高山植物が美しく咲き競い、厳しい山稜とともに多彩な景観が感動を呼びます。

 しかし、この高山植物も、自然公園法、長野県自然公園条例、森林法、文化財保護法、長野県希少野生動植物保護条例などで保護対策がとられ、違反者には罰則規定もありますが、残念ながら盗採や踏み荒らしなどが絶えず、多くの種類の植物が減少や絶滅のおそれがあります。

 氷河期から過酷な自然環境で生き続ける、この素晴らしい高山植物は国民の貴重な文化遺産です。自然を楽しみつつ、この命を次代に伝えていくよう、みんなで大切に守っていきましよう。

 この地域は、中央アルプス県立公園第一種特別区域で高山植物の保護がはかられ、遊歩道や登山道には高山植物保護のためのロープが張ってあります。無許可の踏み荒らし、摘取り、損傷、盗採、岩石等の持出し、動物の捕獲等の行為は法令で禁止されています。植物は一度踏まれると回復困難な打撃を受けますので、写真撮影、観察、休憩などで立入禁止区域へは入らず、稜線などのロープが張っていない所でも登山道からはずれないようにしましょう。また、美しい自然環境を守るため、ゴミは捨てないで家庭まで持ち帰りましょう。ペツトの同伴は、同様に自然環境を守るためご遠慮をお願いします。

 NPO日本高山植物保護協会伊那谷支部事務局:駒ヶ根市上穂南17−2